2017-05-18 第193回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
このリコール台数が多くなっている理由としましては、一つは、これは個別事案でございますけれども、エアバッグの異常破裂、これがアメリカでは死亡事故も起こしておりまして非常な社会問題になっておりますけれども、日本のかなりのメーカーに同一のこういった部品メーカーのエアバッグが入っているということで、このリコール件数が非常にかさんでいるということ、これが一点目でございます。
このリコール台数が多くなっている理由としましては、一つは、これは個別事案でございますけれども、エアバッグの異常破裂、これがアメリカでは死亡事故も起こしておりまして非常な社会問題になっておりますけれども、日本のかなりのメーカーに同一のこういった部品メーカーのエアバッグが入っているということで、このリコール件数が非常にかさんでいるということ、これが一点目でございます。
下のグラフが、これは日経ビジネスで掲載されていたものですが、最大市場のアメリカにおいてもリコールが急増しているということで、もとはカラーで、白黒ですとちょっと見づらいんですが、左側がリコール台数で右側が販売台数ですから、〇五年の数字ではリコールの台数が販売台数を上回るという事態になっております。これは、国内の販売とリコールの台数においても同じようなことが言えるということにもなっております。
しかも日本の輸出車についても六万六千四百台ですか、一月から三月までのリコール台数がそれだけある、そういうような情報は日本の運輸省には全然わかっていなかったわけですか。そういうことがアメリカで起こったということはわかっていなかったわけですか。
で、少なくともこのリコール台数につきましては、先ほど申し上げたようなばく大な台数が出ておりますので、ぜひこの点を国民に明らかにしていただくと同時に、車に対する国民の公正な判断が下し得るような条件設定を政府関係当局においてお考えいただければありがたいと思います。 以上でございます。
といいますのは、米国における一九六六年から一九六九年三月までの資料しかこれはございませんが、リコール台数というものは、すでに公表されておりますし、監督官庁でもお持ちのはずであります。それを見ますと、一九六九年の一月から三月までで、五百五十八万四千七百三台の台数が出ている。しかも大手のゼネラルモーターズにおきましては、そのうちの五百五十三万九千二百八十九台がリコールされている。